エンジニアとして長く第一線で活躍したいのであれば、ライフハック技術に秀でていないと話にならない。ライフハック技術というのは、いかに作業を効率的に最小限の労力で済ませることができるかという点に主眼をおいた工夫のことである。
たとえば同じ作業を繰り返し行う場合にはマクロを組んですべての作業を自動化することなどが挙げられる。こうした工夫をすることで、より多くの仕事をより短時間で済ませることができるのだ。こうした工夫ができるかできないかで、作業効率は大幅に変わってきて、エンジニアとしての成果にも数倍の差が現れるものなのだ。超一流と呼ばれる人たちは、こういった部分に手を抜くことがない点を肝に銘じておく必要があるだろう。
ただ、ライフハックをするためにはかなり高度なプログラミングの知識が必要になり、それを開発するだけでもかなりの労力が必要になる点も忘れてはいけない。できるだけ簡単な方法で作業の自動化をできれば一番いい。こうした工夫は何もパソコンの中だけのものではないのだ。昼寝をすることで作業効率がアップするなど、パソコン外のところでもどのようにすれば最高効率が叩き出せるか研究していかなくてはならない。
人前で作業をすれば緊張感を持ってサボらずに仕事ができるというのも工夫の一つとしてメジャーなものである。とにかく仕事を最小限の労力で早く終わらせ、より大きな成果を残すための工夫はすべてしていくのが最良の方法である。